一伸建設 サイト管理者ブログ

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2017.02.05 Sunday

奈良県・奈良県建設業協会意見交換会について

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    1月31日にホテル日航奈良で、

    奈良県さんと奈良県建設業協会さんとの意見交換会が開催されました。

     

    奈良県建設業協会さんから奈良県さんに対しては、

    建設関係予算の確保、入札契約制度・格付け基準の改正、

    工事の円滑施工、担い手確保などについて、

    業界の発展のための多様な意見具申、提案、要望等がなされたそうです。

     

    一部、自分が興味を持ったところだけ抜粋させていただきますと、

    下記のような要望がなされています。

     

    <入札契約制度について>

    1、受注工事量による減点の廃止

     (総合評価入札の本来の趣旨に即して)

    2、企業チャレンジ型入札の増加

    3、県の表彰制度で表彰された工事工種に対してのみの加点

    4、最低制限価格の引き上げ

    5、建築工事おける現状に即した予定価格の設定

     

    <格付け基準について>

    1、設計金額1.5億〜3億円に対するA級企業の参画機会の拡大

     (A級2社によるJVの追加)

    2、混合入札(試行)の廃止とそれに伴う各ランクの発注金額の改定

     

     

    入札契約制度への要望については、

    建設業界に居れば必ず誰かが「こうなって欲しいなぁ」と

    口にしている内容のことが多いので、

    いろんな意見を取りまとめる協会さんとしては妥当な要望なのかなぁ

    と思います。

     

    格付け基準への要望については、

    1,2の要望どちらも、

    現時点で、単独発注枠が無いA級さんの工事確保の為の対応

    という感じでしょうか?

     

    A1さんの参画金額が年々上昇していっている今、

    A級さんの工事確保の為の参画機会拡大というのには大賛成です!

     

    B級の発注金額の上限を

    5000万円までに戻してください!!

     

    と、ずっと訴え続けている当社と致しましても

    各ランクの発注金額の上手方向への改定というのは

    とても有難いお話です♪♪

     

    ただ、、、

    1点だけ気になっているのが、、、、

     

    A級さんの単独発注枠を

    5000万円以上の枠で確保する事が出来るのか??

    という点ですね。

     

     

    まさかとは思いますが、、、

    3000万〜5000万をA級単独発注枠のままでの

    A1至上主義的な混合入札廃止論だったら、

    それはご容赦いただきたい。

     

    監理技術者の選任配置の要件が請負金額3500万円以上に緩和され、

    1級技術者2名常時雇用を義務付けられている多くのB級業者は、、、

     

    「監理技術者を配置出来る工事を請け負えるように

     早く5000万円までの枠はB級単独枠として返してくれい!」と思ってますよ(−−;?

     

    B級の発注価格の改定に際しては

    少なくても4500万円まではB級に返してください☆

    これなら最低制限価格が3500万円を超えてきます☆

    監理技術者配置出来ます☆☆

     

    A級さんには、

    どうか5000万円以上の枠での単独発注枠設置をお願いします☆

     

    でないと、

    現状のA級以下の業者が

    5000万円を上限とした枠の中に

    押し込められた状態のままでの混合入札廃止、

    各ランク毎の単独発注枠の設定は難しいのではないですかね?

     

    もっとB級以下の意見も吸い上げて欲しい。。。

     

    協会さんから奈良県さんに

    混合入札の廃止を要望するならば、、、

    まずは本来のA1・A級の発注枠である5000万円以上の枠の中で

    A1とA級さんとの間で折り合いをつけて、

    5000万円以上の枠の中でA級さんの単独発注枠設け、

    しわ寄せをB級以下(5000万円以下)に持ってこないでくださいね〜。

     

     

    混合入札廃止論を展開するならば、

    5000万円以上でのA級さん単独枠の設定必須!って感じです=3

     

     

    また、舗装の混合入札(育成型)についても。。。

    育成型の混合入札が廃止されてしまったら、

    舗装B級は舗装A級の総合評価入札で絶対的に必要となる

    技術提案力や工事実績、工事成績の積み上げを行う機会が無くなってしまい、

    仮に舗装B級からA級にランクアップ出来たとしても、

    総合評価入札で工事を落札する事が実質的には不可能となってしまいます。

     

    例えば、高田土木管内の舗装Bの指名競争入札ですが、

    毎回20社以上でのくじ引きとなっています。

    運の良い業者さんは1年に1本当たったりもされますが、

    うちみたいに運が悪い業者だと5年に1本くらいしか当たりません(爆)。

     

    うち同様に運があんまり良くない業者さんがくじ引きの入札だけで

    総合評価で必要となってくる舗装工事(切削オーバーレイ)の施工実績を

    GETするだけでも大変なことです。

     

    そういう業者さんは

    会社の規模を整えて、舗装A級になったとしても、

    実績が無いがために総合評価入札では戦えないのです。

     

     

    どうも上のランクの業者さんたちは、

    下から上に上がっていけない制度を作り上げようとしているように

    思えます。。。

     

    奈良県さんには業者育成の観点からも是非、

    混合入札(育成型)を堅持していただければと思います。

     

    どうしても舗装の混合入札を廃止される場合には、

    舗装B級発注枠1000万以上に拡大!

    または舗装B級単独での総合評価の試行!!をお願い致します!!!

     

    余談ですが、、、

    年度末に発注される土木工事・舗装工事の緊急時工事等も、

    以前は低ランク業者にも参加の機会が与えられていたのですが、

    最近は代表者をA級としたJVになりつつあり、

    本当に、A級への発注の集約化が進んでいると思いますね〜(泣)。

     

     

    あ、ちなみに、、、

    ここまで書いてしまったので、

    <入札契約制度>についてももう少し踏み込んで書かせていただくならば。。。

     

    入札契約制度についての下記5つの要望についてですが、、、

     

    1、受注工事量による減点の廃止

     (総合評価入札の本来の趣旨に即して)

    2、企業チャレンジ型入札の増加

    3、県の表彰制度で表彰された工事工種に対してのみの加点

    4、最低制限価格の引き上げ

    5、建築工事おける現状に即した予定価格の設定

     

    まず、

    2と3は、総合評価入札で慢性的な落札者の固定化を回避し、

    新規参入業者や実績の少ない業者にも落札チャンスが与えられ、

    多様な落札者を生み出せるため妥当な提案だと思います。

     

    5も、相変わらず予定価格は低いので妥当な要望だと思います。

     

    ただ、1の受注工事量による減点と4の最低制限価格の引き上げは、

    相反する部分があるので難しいですよね。

     

    1の受注工事量による減点は、

    確かに総合評価入札の趣旨に即して考えれば、

    受注量による減点を行うのはいかがなものか?という見方も出来ますが、、、

     

    1は

    4で引き上げを求めている最低制限価格が存在するゆえに、

    「企業規模の大きい業者が落札者として慢性的に固定化する事を回避するため」に、

    設けられた制度であったように思いますから、

    最低制限価格の縛りが続く現状では、存在するのが妥当なのかもしれません。

     

    最低制限価格があると、どうしても、

    企業規模が大きく表彰をたくさんとっている業者さんに

    落札が固定化してしまいますからね〜。

     

    総合評価入札の趣旨に即して1の

    「受注量による減点の廃止」を要望するのであれば、

    価格による競争が出来るように

    最低制限価格は廃止・または非公開とするのが妥当となっちゃいませんかね(^^;?

     

    それは奈良県のいち建設業者としては非常に困りますし、

    個人的には1は残ってもらいたい制度だと思います(笑)。

     

     

     

     

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